脳ベースインテグレーション療法(BBIT)

 

 

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左右脳の働きの機能的なバランスの崩れ:我々の左右脳はそれぞれが違う仕事をする分業化が行われており、それは「側性可」と言われています。我々が状況に応じた適切な社会行動を営むには、それぞれの脳が違う働きをしながら絶えずコミュニケーションを取っている必要があるのです。この左右脳の機能バランスが崩れることで様々な症状が現れる可能性が出てきます。

 

子供の脳の発育時期にこの左右脳や脳部位間のコネクション等のバランスに崩れが生じると、感覚運動、行動、知性、感情、社交性、そして学業等に影響を与え、その結果神経発達症等に関連した症状につながるのではないかと考えています。

 

BBITでは脳のバランスを整える運動療法プログラム及び施術によって、子供の脳の発育バランスを改善し気になる症状を改善するお手伝いをしています。

 


よくある質問

 

左右脳や脳部位間のコネクションの発育バランスが崩れるとどうなるのでしょう?

小児脳は様々な刺激を受けることで発育します。視覚、聴覚、嗅覚、触覚、感覚受容体、三半規管などすべての感覚器を通して絶え間ない変化にとんだ刺激を受容しながら発育するのです。

 

脳はこれらのすべての感覚器からの刺激を受容し、整理して分析し、そして表現します。表現とは、運動、行動、感情、知性、社交性、そして学業などです。

 

ところが様々な原因から、左右脳や脳部位間のコネクションの発育バランスが崩れると、感覚受容、そして脳の整理分析のバランスが崩れ、その結果、表現に影響が出ます。その影響とは、落ち着きが無い、コミュニケーションが出来ない、感情表現が人と違う、動きがぎこちない、姿勢が悪い、目を合わせない、そして言語や学業の遅れなどという形で現れます。

 

原因は何ですか?

左右脳や脳部位間のコネクションの発育バランスが崩れる原因は複数要因のコンビネーションです。遺伝、親の脳バランスの崩れ、妊娠時の母親の体調や精神的な安定度、出産時の直接的な首や頭蓋への怪我、ケアーギバーの愛着スタイル、幼児期の怪我、てんかん、栄養の偏り、脳への刺激の減少、コンピューターやテレビゲームによる脳の発育への影響、アレルギー、環境毒素など、要素の重なりが多ければ多いほどリスクが増えると考えられています。  

                      

具体的な手法を教えて下さい。

 

左右脳や脳部位間の発育バランスを整える目的を持って、いろいろな刺激を組み合わせた複合運動刺激を行います。そして運動、知性、感情、行動、社交性、学業などに好ましい変化を作り出します。投薬をしない、副作用の無い安全な自然療法です。 

具体的な手法は

  1. 脳や神経系の発育の基本となる原始反射統合エクササイズや体幹のエクササイズ。
  2. 五感のバランスを整える感覚運動刺激。五感のバランスが崩れれば脳のバランスも崩れてしまうのです。
  3. 眼球運動、バランス運動等を通して三半規管そして小脳を刺激し、脳のバランスを整えます。
  4. アイライト(光刺激法)を使い特定の脳部位に刺激を送る。特定の方向そして色によって脳の違った部位を刺激します。
  5. インタラクティブメトロノームを使い左右脳のコネクション及びタイミング機能を向上させる
  6. 様々な徒手療法を用い身体のバランスを整えます。
  7. 生活変容指導
  • 栄養指導:脳バランスの崩れから腸機能が低下することで食物に対する不耐性を起こしやすくなることが知られています。排除法ダイエットなどを薦めています。
  • サプリの紹介:発育に必要と思われる栄養素を含んだサプリメント等の紹介。
  • 脳の発育に悪影響を与える可能性が疑われる要素の排除に関する情報の提供。