1.慢性疲労の話

 

 

「怠けているつもりもないし、きちんとしていたいのに、でも疲れていてどうにもならない」。

という悩みを持つ人、少なくないようですね。 元気な人には、どうしていつもそんなに疲れているのか全く理解してもらえず、さらに病院で調べてもらってもどこにも悪いところがないと言われ、ますます怠けているように思われてしまう。 実はこういった悩みを持つ皆さんのほとんどに、ある共通した原因が隠されています

それは甲状腺の働きの低下です。 甲状腺ホルモンは、身体中の細胞が正常に働くために必要なとても大切なホルモンです。 少しでも甲状腺ホルモン分泌が低下すると、とても疲れやすい身体になってしまうのです。 実は甲状腺機能低下症の症状がある人が血液検査をしても、10人中7人位の割合で "異常なし" と診断されていると言われています。

疲れやすいなどの甲状腺機能低下症と関連した症状があるのにもかかわらず、血液検査結果では甲状腺機能に異常がないと診断される患者さんを、我々は「サブクリニカルタイプの甲状腺機能低下症」と呼んでいます。 実はこれには理由があります。 甲状腺の血液検査の正常値は、長い間数値の見直しをせずに指標として使われており、そのためほとんどの甲状腺機能低下症の患者さんが見落とされる結果になっているようです。

一般的に血液検査を受けるラボが使っているTSH(脳下垂体から甲状腺をコントロールするために出されるホルモン)の数値は、0.55.5mU/Lを正常値としています。 ところが機能神経科医であるDr. Kharrazianは、彼の著書 "Why Do I Still Have Thyroid Symptoms?" の中で、TSHの数値は1.83.0mU/Lが好ましいと記述しています。 また甲状腺治療の専門医であるDr. Brownsteinは、彼の著書 "Overcoming Thyroid Disorders" の中で、新しいTSHの数値を0.52.0mU/Lにすべきと述べています。 つまりどちらのドクターも現在使われている数値0.55.5に比べ、設定の範囲を縮小するように推薦しています。

またこの2人が共通して述べているのは、甲状腺機能はTSHだけでなく、総合的な甲状腺血液検査結果や、体温の変化、そして症状、及びその他の身体検査結果を統合して判断すべきということです。

以上のことから、たとえ一般的な血液検査で正常といわれても、下記のように明らかな甲状腺機能低下症の症状がある人は注意が必要なのです。

1.     朝起きるのがつらく、午前中いっぱい調子が悪い

2.     朝方頭痛で目が覚める。 朝から頭痛がする

3.     運動をすると疲れが激しい。 運動する気が起こらない

4.     昼寝をしないと1日持たない

5.     糖分やコーヒーなどのカフェインが必要

6.     動悸がする

7.     うつ、パニックの症状がある

8.     のどの辺りが詰まり、息が苦しく感じる、または飲み込みにくい

9.     メニエール (めまい症) のような症状がある

10.   目が疲れる、目が酔う、目を開けているのがつらい

11.   肩甲骨と背骨の間が痛む

12.   耳鳴りがする、耳が詰まる

13.   肌荒れや湿疹が出やすい、皮膚が乾きやすい

14.   髪が抜けやすい、眉毛の外側3分の1が薄い

15.   ダイエットしても痩せられない

16.   消化不良、ガスがたまる、便秘

いかがでしょうか?
一般的に、甲状腺機能が低下すると太り、亢進すると痩せますが、実際には痩せ型の人でも機能低下の症状が出ていることも多いのです。

当院では、新しい甲状腺機能の数値と症状の質問票や神経学検査法などを使って、甲状腺機能低下及び亢進、そして自己免疫性甲状腺疾患等を診断し治療しています。 治療法は、投薬に頼らず、脊椎矯正や内臓矯正、自律神経の調節、そして食事療法、サプリメントやハーブを使い甲状腺機能を調節します。 副作用が無く安全な治療法です。

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2.機能神経科による交通事故や頭部への怪我のリハビリについて

 

交通事故や頭部への怪我による脳や神経系への影響

交通事故に遭うと事故の大きさに関わらず身体にはかなりの衝撃が加わります。その結果身体のいろいろなところに怪我をしてしまうことなります。交通事故の怪我というと、よく知られているのは「むち打ち症」ですが、衝突の瞬間に強く頭を振られる衝撃から、実は脳や中枢神経系、自律神経系、および末梢神経系にも影響を受けているのをご存知でしょうか?交通事故以外でもボクシング、ホッケー選手や、アメリカンフットボールなどのコンタクトスポーツや、転倒などの怪我からも同じことが起こります。重度の場合、脳からの出血や神経が切断されたり、髄液がもれ出てしまったりということが起こりますが、軽中度の場合は、MRIなどでは悪いところをみつけることが出来ません。怖いのは軽い交通事故でもこの怪我が起こる可能性があるという事です。しかも軽い交通事故の場合は、症状が出ていても何の処置もされずに放置されてしまうか、または従来の筋肉や関節などの軟部組織の痛みに関してだけの治療やリハビリが処方され、大切な脳や神経系の症状に関しては全く注意を払ってもらえずに、後で後遺症に悩むというケースも少なくありません。

 

怪我による脳や神経系への影響が出ている場合の症状は、

1.          頭痛やしびれ

2.          ふらつき、めまい、立ちくらみ

3.          動悸、呼吸が苦しいなどの自律神経失調の症状

4.          一時的な記憶障害

5.          光に過敏、焦点が合わない、物が2重に見える

6.          聞こえにくい、耳鳴り

7.          しゃべりにくい、飲み込みにくい

8.          匂いや味が変わった

9.          不眠もしくは過度の眠気

10.            食欲がない、吐き気、下痢など消化器系の症状

11.            力が入りにくい

12.            ふわふわ浮いた感じがする

13.            極度の疲労感

14.            集中力の欠如

15.            ショック、パニック症状

16.            うつ症状

等です。

 

機能神経科治療及びリハビリテーションは一般の治療、リハビリテーションとどう違うのでしょうか?

 

従来のリハビリは、痛みが出ている箇所の痛みを減らすために電気療法などの治療をして、硬くなった筋肉を動かすストレッチ、そして筋肉を強くするエクササイズ等をします。大きな怪我で脳に障害が出ている場合は、動かせない部位を動かす練習や固まっている筋肉をほぐしたりストレッチして動きを良くする、また歩行練習をする等です。 

 

これらは症状があらわれている部分に対しての治療及びリハビリテーションです。

 

我々機能神経科医が考えるリハビリは、

低下している身体の動きをつかさどっている脳の部位と、その周辺及び左右脳間のコネクションを強くする治療やリハビリをすることで、身体のコントロールシステム自体の働きを強化します。また事故や怪我などが原因で狂ってしまう、自身と身体の周りとのマップシステムを取り戻し、脳や神経系が身体を正常にコントロールできるようにします。

 

マップシステムとは、

たとえば軽いむち打ちだとしても、脳には必ず衝撃が加わります。我々人間は、絶えず空間の中での自分の位置を無意識に確認しながら生活しています。この働きがなければ、自分自身の身体の部位(足や手や頭など)がどういう位置にあり、自分と周りとの位置関係もわからずに正確に身体を動かし機能することが出来なくなってしまいます。また、自分自身の身体がどこにあるのかがわからなくなるということは、当然スポーツのパフォーマンスにも影響が出ます。このシステムには、

1.身体中の皮膚、関節や筋肉のセンサーからの情報

2.目からの情報

3.三半規管からの情報

が関係していて、それぞれの情報が脳幹部や脳の中で自分と周りの世界のマップを作っています。その情報を脳が統合して身体がきちんと機能し、正確な動きが出来るようにコントロールします。ところが、脳や頚椎に衝撃が加わると、この3つの情報源からの情報にずれが生じるのです。身体のセンサーが感じるマップと、目からの情報マップ、そして三半規管からの情報マップが一致しなくなります。すると以下のような症状が起こります。

1.頭を動かした瞬間に視線がずれて、めまいのような感覚がおこる

2.手足のコントロールが鈍くなる

3.ふらつき、まっすぐに歩けない、物にぶつかる

4.足が地に着かずに浮遊感が出る

5.まっすぐに立っていられない

等です。

 

従来の、皮膚、関節や筋肉だけをリハビリさせる治療やリハビリだけではこの3つのマップを一致させることが出来ません。機能神経科では、矯正、視覚、聴覚、触覚統合エクササイズ、前庭眼球エクササイズ、三半規管エクササイズ、インタラクティブメトロノーム等を組み合わせ、3つのマップを一致させることで身体の動きをコントロールしている脳や神経のシステム自体を正常に機能するように治療とリハビリをしています。

 

プロホッケー選手Sydney Crosbyが脳震盪を起こし、上記のような症状に悩まされ選手生命が危ぶまれていました。機能神経科医であるDr. Ted Carrickが彼の治療に関わり、症状を改善させたインタビューがYou Tube で見ることが出来ます。

 

機能神経科医であるDr.よしざわは、脳や神経系の症状の検査及び治療の専門家です。交通事故や頭部への怪我に遭った場合は、症状が軽くても脳や神経系に影響が出ている可能性があります。特に上記のような症状に思い当たる人はきちんと診察を受けることをお勧めします。

 

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3.発達障害の治療について

 

我々機能神経科医は、左右脳の発育バランスの崩れが子供たちの運動、行動、精神、感情、社交、学業などに影響し、それが小児発達障害の様々な症状を生み出す原因になっていると考えています。そして、その考えが正しいことは全米で何万人という発達障害を持つ子供たちへの左右脳の発育バランスの違いを整えるブレインバランス治療(ヘミスフェリックインテグレーションセラピーと呼んでいます。)の過去15年にわたる臨床記録及び、最新のブレインスキャンを使った研究によって科学的に証明されてきています。

 

 機能神経科とはSydney Crosbyをはじめとする有名スポーツ選手の脳震盪などの治療で最近メディアに取り上げられ注目を浴びているDr. Ted Carrickによって創立されたカイロプラクティック神経科医という資格を持つ医師を中心としたグループのことで、私を含め現在世界中で1200人ほどの認定医がいます。Dr. Ted Carrickについては、You Tubeで名前で検索するとABCニュースなどのメディアのインタビューや難治症の患者さんが治っていく治療風景などを見ることが出来ます。

 

 そしてこのブレインバランス治療の創始者はカイロプラクティック神経科医で機能神経科医であるDr. Robert Melilloといいます。彼の小児発達障害についての著書“Disconnecited Kids, Reconnected Kids”に続き、自閉症の予防について書かれた本”Autism“が2013年の初めに出版され注目を浴びています。この本で彼は、自閉症の原因はほとんどの場合遺伝子の問題ではなく、様々な要因から左右脳の発育バランスが崩れることで後天的に発症するものであると書いています。そして、なぜ遺伝子の異常だけでは自閉症の説明がつかないのか、どうして左右脳のバランスが崩れるのか、そのリスクファクターは何なのか、左右の脳のバランスの崩れがどのように自閉症の症状に結びつくのかなどを最新の研究結果などを引用して詳しく説明しています。また左右脳のバランスの崩れを探し出す検査法、そして自閉症の予防法、早期発見等についても詳しく書いています。Dr. MelilloYou Tubeで名前もしくはBrain Balance Centerで検索すると、同じようにメディアのインタビューやAutismOneコンファレンスでの彼のスピーチなどを見ることが出来ます。

 

 

 よしざわカイロプラクティックでは、上記の2人のドクターと同様にカイロプラクティック神経科医であり、機能神経科医であるDr.よしざわが、ブレインバランス治療を通して多くの子供の脳のバランスの崩れや発達障害の治療に成功しています。治療法は、脳の働きを高める矯正、アイライトやメトロノーム音を使い視覚及び聴覚神経経路を刺激、また三半規管を刺激して前庭核、小脳を介して大脳を刺激するなど、様々な感覚神経の刺激を使い、働きが弱い側の脳細胞を活性化し発育を促す治療です。これらのブレインバランス治療と合わせてIM(インタラクティブメトロノーム)セラピーをオフィス内のコンピュータープログラムを使って行ったり、栄養剤や過敏症の排除などの食事法の処方などを合わせることでさらに効果的に脳のバランスを整え発育を促します。

 

 Dr.Melilloの“Autism”の中で、これから子供を持つ両親、特に母親の体調が生まれてくる子供の正常な脳の発育にとってどれだけ大切なことかが書かれています。妊娠する前から神経系やホルモンバランス等のリスクファクターを取り除き、子供が健康に生まれるための準備を整えることがとても大切なのです。よしざわカイロプラクティックでは、過敏症、甲状腺機能、自律神経系、脳バランスそしてホルモンバランス等を整え、子供が元気に生まれてくるための準備のお手伝いもしています。

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4.皮膚炎などの症状と自律神経失調症と「リーキーガット症候群」

 

「自律神経失調症」という病名はよく聞くと思いますが、「リーキーガット症候群」を知っていますか?アメリカでは1990年代から、日本でも「腸管壁浸漏症候群」と呼ばれ少しずつ認知されてきています。様々な原因から腸壁が弱くなり、栄養の吸収が悪くなったり、老廃物が血液中に漏れ出たり、また腸管免疫システムが崩れることで自己免疫性疾患や過敏症の元になったり、皮膚炎や身体中の痛みの原因になったりと、いろいろと厄介な症状を引き起こす原因になっています。しかも困った事に症状の多くは直接腸の病気と関連がつかない場合が多く、なかなか原因を突き止められずに長い間苦しんでいる人が多いのです。    

 

          

腸管の働き

 

腸管は栄養を吸収して老廃物を排出するだけのチューブではありません。体内の6070%の抗体を作り出し、免疫システムの重要な役割を持っていたり、「第2の脳」と言われるほどに大切な臓器で、実際に腸から脳へメッセージが出される仕組みもわかってきており、腸に慢性的な炎症やリーキーガットがあると脳にも炎症を引き起こすこともわかっています。

 

自律神経と腸管の健康

 

腸壁の環境は、消化酵素の量や腸管のぜん動運動、及び腸管への血流などの状況で変わります。それらをコントロールしているのは自律神経です。自律神経のバランスが崩れ(失調)すると腸管の健康が失われてリーキーガットに発展しやすくなります。

 

リーキーガット症候群で引き起こされる可能性がある症状

呼吸器系:喘息、気管支炎

皮膚:湿疹、皮膚炎

感染症:膣感染症、繰り返し風邪やインフルエンザにかかる

心身系:気分が変わりやすい、うつ、心配症、攻撃的行動、神経症

消化器系:食物過敏症、下痢、ガス、お腹の痛み、便秘、細菌、カビ、イースト感染

内分泌系:甲状腺機能異常、副腎疲労症候群

神経系:頭がはっきりしない、混乱、記憶力低下

その他:不眠、慢性疲労、関節痛、身体の痛み、体重増加、骨粗しょう症

などです。

 

リーキーガットの原因と言われているもの

脳、自律神経などの神経のバランス崩れ、栄養の偏り、薬(ステロイド、抗生物質、制酸薬)、感染症(ピロリ菌、バクテリア、イースト、ウイルス、細菌)、ストレス、ホルモンバランス、食物過敏症(グルテン、乳製品、砂糖、アルコール、ファーストフード、加工食品)、自己免疫バランスの崩れ。

 

悪循環

現代社会に多い過度のストレスや、上記のリスクが重なると腸の機能低下を引き起こします。すると徐々に腸壁が弱まって炎症が起こり、リーキーガット症候群を引き起こします。そしてさらに腸壁が弱まり炎症が慢性化すると、過敏症や自己免疫バランスの崩れを併発します。その結果身体及び脳の炎症が引き起こされ、脳の自律神経コントロール機能が低下し、ほとんどの場合交感神経が亢進し、内臓機能のコントロールシステムである副交感神経機能が低下します。すると腸の機能が低下して、さらにリーキーガット症候群が悪化し、身体や脳の炎症が増えて内臓の機能が低下する。という悪循環に陥りさらに上記のような症状が悪化しやすくなります。

 

検査

アメリカではリーキーガットを血液検査で調べることができます。その検査で腸管壁の漏れがあるかないか、そして食べ物やバクテリアや細菌などの何に対して腸がリアクション(炎症)を起こしているかを調べることができます。

 

治療

腸の炎症の元になっている可能性があるものを排除し、腸壁の炎症を減らし、腸内のバクテリアの環境を整え、そして最も大切な脳の自律神経コントロールシステムの働きを整えることで腸の機能を向上させます。

 

よしざわカイロプラクティックでは、機能神経学治療を通して脳や自律神経系及びホルモンバランスを整える治療、そして腸壁に炎症を起こしている原因を突き止めてその原因の排除及び腸壁を修復するサプリメントの処方等を通して内臓機能を高め「リーキーガット症候群」の治療をしています。

 

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5.ストレスが原因でホルモンが崩れる!

 

過剰なストレスは健康にとって大敵です。今回はストレスとホルモンバランスの関係について話しを進めます。

 

ストレスって何でしょう?

身体が感じるストレスが一体何なのか考えてみてください。まず一番最初に思い浮かぶストレスというと、「精神的なストレス」でしょう。もちろん精神的なストレスは身体全体に大きな影響を与えます。が、実はその他にも身体にストレスを与えている源がたくさんあります。

1.いつでも時間に追われている

2.長時間の車の運転

3.時差を経験する出張や旅行

4.睡眠不足

5.水分不足

6.過剰なエクササイズ

7.夜勤

8.一日中コンピューターを使っている

9.セルフォンを常時使っている

10.               砂糖や炭水化物の取りすぎなどの栄養の偏り

11.               朝ごはんを食べない、昼ごはんを抜いてしまう等の食事の不規則性

12.               カフェイン、ニコチン、アルコールの過剰摂取

13.               食物アレルギー

14.               食品添加物、人工甘味料などの摂り過ぎ

15.               日焼けのしすぎ

まだまだありますが、これらの複合によってストレスの総量が決まります。ストレスは累積するということを覚えておいてください。

 

 

ストレスと性ホルモンの関係

性ホルモンは女性では脳と間脳と卵巣などで、男性では脳と間脳と精巣などでフィードバックをしながら調節されています。ストレスが原因で副腎からコーチゾルというホルモンが過剰に分泌されるとこのフィードバックシステムが正常に機能しなくなりホルモンバランスが崩れます。またインシュリンという糖尿病に関係しているホルモンの分泌も不安定になることがわかっています。

 

ホルモンバランスの崩れによる症状

1.ニキビ、吹き出物

2.皮膚炎

3.血行障害、手足が冷たい

4.髪の毛が抜ける、頭皮が乾いてフケが出る

5.体重の増加やむくみ

6.頭痛、めまい

7.男性の筋肉の減少、お腹の周りの脂肪増加

8.性的欲求及び機能の低下

9.生理不順や生理痛

10.               お腹の張り、ゲップ

11.               膿疱や膿腫ができやすくなる

12.               女性は体毛が濃くなる

13.               アレルギー体質

14.               うつ、怒りやすい、パニックなど

15.               体力減少、慢性疲労

などです。

 

どうやって検査するのでしょうか?

脳と卵巣や精巣、副腎のフィードバックシステムは簡単に唾液で検査できます。その結果、フィードバックシステムのどこの働きが悪いのかを特定することが出来ます。

 

どうしたら治るのでしょうか?

まずはストレス源を減らして生活改善をすることが第一です。仕事や人間関係など、変えることが難しいストレスもあると思います。しかし、その他の部分で変えられるストレスもあると思います。出来る限り規則正しい生活をし、適度な運動の習慣をつけ、食生活を見直すだけでもストレス総量を減らすことができるはずです。当医院では左右脳のバランスを治療してフィードバックシステムの働きを整え薬を使わずにハーブなど使いホルモンバランスの崩れを治療しています。

 

 

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6.脳と身体と心の機能を高める斬新なエクササイズ

インタラクティブメトロノーム

パート1:ゴルファーのショットの正確性の向上

 

ゴルフショットがより正確になる最新のエクササイズとは?

インタラクティブメトロノームという最新の機材を使ったエクササイズで、ゴルフショットの正確性とヘッドスピードのばらつきが減少したという研究が報告されています。そこで今回はインタラクティブメトロノームとは一体何なのか、どんな効果があるのかなどについてシリーズで話を進めていきます。

 

まずはインタラクティブメトロノームがどういうものかを説明する前に、簡単に脳の働きをおさらいしましょう。

 

我々の脳の働きは

「受容ベース」と言われています。どういうことかというと、外界からのいろいろな刺激、例えば一番大きな影響である重力、それに対して身体を動かすことで起こる受容体への刺激、音や、光、そして皮膚からの感覚などによって脳や神経系が活性化されるということです。脳が外界からのいろいろな刺激を受けると、脳内でその刺激に対して情報処理を行います。そしてその刺激に対してどんな反応を起こすべきかを分析し、表現をします。われわれは基本的にはこの受容―情報処理-表現を繰り返しながら生きており、このシステムが、

1.身体を動かすパフォーマンス

2.感情の動きや社会行動のなかでの衝動の抑制

3.高次機能、記憶、集中力、創造力、認知機能

4.人の感情を読み取る能力、社交能力

5.学習能力

など人間として生活するためのすべての機能と直接関係しています。

 

ゴルファーのショットの正確性の向上とは

今回はシリーズのパート1として、ゴルファーのパフォーマンスの向上について話しをすすめます。運動選手のパフォーマンスは基本的に先に話したシステムがどれだけ速いスピードで正確に行われるかにかかっています。このシステムが正常に機能するためには、脳内に備わっているタイミング機能がとても大切です。例えばゴルファーがスイングの練習をするときに、よく「身体で覚えるまで繰り返し練習する」などと言いますが、これは間違いで、動きやタイミングを覚えるのは身体ではありません、脳がパターンを記憶し、それを身体が表現するのです。本来はこのパターン記憶システムはもっと複雑なのですが、簡単にこのシステムを「脳のタイミング機能」とします。このタイミング機能のスピードと正確性が優れていればいるほど運動選手のパフォーマンス、ここではゴルファーのパフォーマンスが向上しやすくなるといえます。この脳内のタイミング機能が悪ければ、ゴルフスイングのタイミングがずれる、テニスのサーブのタイミングがずれる、ピッチャーの球をリリースするタイミングがずれるなどの技術的なずれになりパフォーマンスにマイナス影響を与えるだけでなく、それ以前にいくら練習を繰り返しても正しい動きやタイミングが上達しない、運動選手にとっては気の毒な状況になります。パフォーマンスに向上が見られないのは努力が足りないのではなく、脳のタイミング機能が微妙なズレを生じているのかもしれません。

 

脳のタイミング機能を高める斬新なインタラクティブメトロノーム

この脳と身体のタイミング機能を高める為に開発された「インタラクティブメトロノーム」とは最新のコンピューターソフトで、メトロノームの音に合わせて身体を動かす14種類から20種類のエクササイズを通して脳と身体のタイミング機能を向上させることができます。運動選手のパフォーマンス、脳の発育バランス、学習障害、成人のバランス機能障害、脳梗塞後のリハビリなどにとても効果が高いエクササイズです。

 

効果の実例:ジャーナルオブスポーツサイエンスアンドメディシン(20098648656

ここで上記のジャーナルに掲載されたゴルファーのパフォーマンスについてのリサーチデータを紹介します。ハンデイキャップが0~20までの男性26人を2つのグループに分け、PW9番、4番アイアン、ドライバー、そしてパターを使って、ショットの正確性(着弾点とピンとの距離の平均)とヘッドスピードの安定性(ばらつきの平均)の変化をインドアゴルフ計測器を使って計測した研究です。計測は初回、そして4週間後の2回行い、インタラクティブメトロノームのエクササイズをしたグループ1としなかったグループ2の成績の変化を比べました。まずグループ1はインタラクティブメトロノームを週に34週間続けてもらい、第2グループはインタラクティブメトロノームエクササイズはせずに週2回、20分間室内ゴルフトレーニング場で4週間実際にゴルフボールを打つ練習をしてもらいました。両グループとも期間中はゴルフのレッスン等は一切受けていません。結果は、メトロノームをしなかったグループはほとんど変化が見られなかったのに対して、メトロノームエクササイズをしたグループは、当然インタラクティブメトロノームによって計測できるタイミング機能が向上しただけでなく、ピンと着弾点の距離の平均がすべてのクラブ(パターを除く)で、約3メートル平均で縮まったのです。(Table2参照)またヘッドスピードのばらつきも明らかに少なくなる結果が見られ、4週間のインタラクティブメトロノームエクササイズで、ゴルフショットの正確性が著しく向上したという結果でした!

 

Table 2. Pre- and Post-test mean accuracy (absolute error) in meters, as a function of group and club (± SD).

     Pre   Post    Pre   Post    Pre   Post   Pre   Post

SMT   10.1 (3.6) 7.7 (1.7) * 14.4 (3.8) 11.4 (1.8) † 15.0 (4.4) 12.5 (2.8) 13.1 (3.1) 10.5 (1.5) *

Control  9.0 (2.9) 10.0 (3.0) 13.6 (3.6) 13.6 (4.5)  14.9 (3.8) 16.0 (4.7) 12.5 (2.9) 13.1 (3.3)

 * and † denote p < 0.05 and p < 0.01 respectively compared with pre.

 

実は私もゴルフが大好きで、競技ゴルフに魅せられて3年前に首に大怪我をするまではよく競技会に出場していました。今ではようやく怪我も癒えてきましたが、今年再開したゴルフは、もう別人のようです。練習不足、運動不足による筋力の低下はもちろん影響していますが、何よりも無意識に痛みを避ける動きが出てしまうのです。それによって明らかにリズムやタイミングがズレてしまっています。スムーズなゴルフスイングを取り戻す為にインタラクティブメトロノームエクササイズを始めています。どれだけゲーム向上に役に立つかを皆さんにご報告したいと思っていますので楽しみにしていてください。

 

www.imhome.orgにてインタラクティブメトロノームの詳しい情報及び、プロフェッショナルスポーツの各分野で選手のパフォーマンスが素晴らしい向上を見せたなどのビデオやリサーチ結果が見られます。Dr.よしざわはインタラクティブメトロノーム認定ドクターです

 

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7.脳と身体と心の機能を高める斬新なエクササイズ

“インタラクティブメトロノーム”

パート2:脳のタイミング機能が運動選手のパフォーマンスを進化させる

 

ミュージシャンのためのエクササイズから、プロフェッショナルアスリートのトレーニングへ

インタラクティブメトロノームというトレーニングプログラムは、はじめは音楽で使うメトロノームを応用しミュージシャンのリズム感を養うために開発されました。ところがどんどん脳の研究が進み、その優れた効果がミュージシャンのためだけでなく脳梗塞や怪我のリハビリ、子供の脳の発育バランスの崩れ、そして運動選手のパフォーマンスの向上においても発揮されることが次々に証明されています。今回は前回に引き続き、運動選手のパフォーマンスの向上、その効果について話をしましょう。

 

インタラクティブメトロノームによって脳のタイミング機能が向上すると

それぞれのスポーツのこんな部分に変化が出ます。

サッカー:ドリブルのタイミング、シュートのタイミングの向上

バスケットボール:ドリブルのタイミング、シュートのタイミングの向上

テニス:サーブ及びストロークの正確性の向上

ゴルフ:アドレスのバランス、スイングの安定性とショットの正確性

野球:ピッチャーのコントロール、バッターのスイングのタイミング、守備の球をキャッチしてスローイングするタイミングやリズム

 

そして、あらゆるスポーツに必要な状況の変化に対応するスピードの向上、そしてここぞという時の集中力の向上

等です。

 

プロフットボールチームの声を聞いてみましょう

http://imhome.org/index.php/success-stories/video-clips.html

にてインタラクティブメトロノームのホームページでアスリートのスポーツパフォーマンス、集中力とタイミング機能の向上についてニュースで取り上げられたビデオを見ることができます。プロフェッショナルアスリートがインタラクティブメトロノームの効果について話しています。

 

なぜ運動選手のパフォーマンスの向上にタイミング機能が大切なのか

脳のタイミング機能って何なんでしょうか?どのようにタイミング機能が運動のパフォーマンスと関係しているのでしょうか?それを理解してもらうためにまずは脳が身体を動かす仕組みを簡単に説明しましょう。まず身体を動かすには動かす場所に「動け」という指示を脳から出します。その信号を小脳や基底核という脳の部位でファインチューニングして動きをなめらかで確実なものにしています。この大脳、小脳、基底核の間では過去の運動の記憶に沿ってフィードバック、フィードフォワードという細かい動きを修正する働きもしています。ですから、身体の動きが複雑になればなるほどこのファインチューニングも複雑になり、身体のたくさんの部位に「動け」「止まれ」の指示を同時にもしくは絶妙にタイミングをずらして送らなければなりません。オリンピックの体操選手等の動きを見ると、身体中の筋肉を完璧なタイミングで調和させて動かしています。それには身体の各部位をあらゆる状況に合わせてコントロールする脳の高度なタイミング機能が要求されているのがよくわかりますね。また状況が瞬時にして変わるスポーツ、例えばサッカー、バスケットボール、テニスなどでは動きもその状況に合わせて瞬時にして変化させなければなりません。我々の脳や神経はそういった状況下でも変化を瞬時に判断し予定した動きを表現したりそれを途中で変更したりしています。この脳から送られる信号の順序やタイミング、そしてリズムが正確であればあるほどスポーツのパフォーマンスも向上するのです。

 

なぜインタラクティブメトロノームがタイミング機能向上に役に立つのか

インタラクティブメトロノームの基本は、メトロノーム音に合わせてスイッチを押すという実に簡単な動作です。そして脳や神経系の調整スピードのレベルに応じて、脳に聴覚及び視覚フィードバックをコンピューター画面及びヘッドホンによって送り返します。そのフィードバックによってスイッチを押す動作のタイミングやスピードを調整しなければならない神経系のトレーニングを14種類以上のパターンによって行うことで、脳の情報処理スピードとタイミング機能を向上させます。またエクササイズの長さや状況を変化させることで集中力、持久力、脳の切り替えのスピードなども向上させることができます。

 

当医院での症例

テニスプレーヤー、ゴルファー、ダンサー、脳挫傷のリハビリ、そして子供の脳の発育バランスの崩れなどで効果が出ています。

 

 

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8.脳と身体と心の機能を高める斬新なエクササイズ

“インタラクティブメトロノーム”

パート3:子供の脳の発育バランスの向上

 

ミュージシャンのためのエクササイズから、小児発達障害トレーニングへ

インタラクティブメトロノームというトレーニングプログラムは、はじめは音楽で使うメトロノームを応用しミュージシャンのリズム感を養うために開発されました。ところがどんどん研究が進み、その優れた効果がミュージシャンのためだけでなく脳梗塞や怪我のリハビリ、子供の脳の発育バランスの崩れ、そして運動選手のパフォーマンスの向上においても発揮されることが次々に証明されています。今回は小児発達障害、子供の脳の発育バランスの向上、その効果について話をしましょう。

 

インタラクティブメトロノームによって脳のタイミング機能が向上すると

子供の脳の発育バランスのこんな部分に変化が出ます。

情報処理能力の向上:聴覚処理、視覚処理能力の向上によって、スピーチ、読書力の向上が見込めます。

集中力の向上:衝動の抑制、集中力の持続、多動性の抑制力の向上によって、多動症、注意力散漫の改善が見込め社交性が向上します。

左右の脳のコネクションの向上:小児発達障害と左右脳の架け橋である脳梁の大きさと関連があるという研究もあります。インタラクティブメトロノームによってこの左右脳のコネクションを強化することができます。

感覚運動能力の向上:感覚受容器への刺激により、体幹バランス、タイミング、リズム感、だけでなく体性感覚、触覚、聴力、そして視力が向上したケースもあります。

運動パフォーマンスの向上:ジュニアゴルファー、サッカー選手、バスケット選手、体操、ダンスなど、タイミングや体感のバランス、そして情報処理能力が向上することでパフォーマンスの向上が見込めます。

 

実際に当医院でのエクササイズの模様をみてみましょう。

(ここに私の新しいホームページの「治療案内」の、「インタラクティブメトロノーム」のデモビデオのページにリンクを張ってください。)

www.yoshizawaneuroclinic.com

 

なぜインタラクティブメトロノームが子供の脳の機能向上に役に立つのか

インタラクティブメトロノームの基本は、メトロノーム音に合わせてスイッチを押すという実に簡単な動作です。そして脳や神経系の調整スピードのレベルに応じて、脳に聴覚及び視覚フィードバックをコンピューター画面及びヘッドホンによって送り返します。そのフィードバックによってスイッチを押す動作のタイミングやスピードを調整しなければならない神経系のトレーニングを14種類以上のパターンによって行うことで、脳の情報処理スピードとタイミング機能を向上させます。またエクササイズの長さや状況を変化させることで集中力、持久力、脳の切り替えのスピードなども向上させることができます。

 例えば自閉症や多動症のお子さんがこのエクササイズを行うと、初めはメトロノームのリズムが待ちきれずに音よりも早くスイッチを押してしまったり、全くリズムを無視してしまう傾向があります。また、視覚及び聴覚処理障害の子供は逆にスイッチを押すタイミングが遅い傾向があります。それを聴覚や視覚フィードバックを使いタイミングを合わせられるようにトレーニングを積んでいくことで、多動性に抑制が効くようになり、周りの状況に合わせて自分を変化させることができるようになり、また情報処理スピードが早くなることで処理障害も改善されていくのです。

 

当医院での小児脳バランス症例

自閉症、聴覚処理障害、ADHD、失読症、アスペルガー症などに良い効果が出ています。

 

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9.脳と身体と心の機能を高める斬新なエクササイズ

“インタラクティブメトロノーム”

パート4:脳のアンチエージング

 

ミュージシャンのためのエクササイズから、脳のアンチエージングトレーニングへ

インタラクティブメトロノームというトレーニングプログラムは、はじめは音楽で使うメトロノームを応用しミュージシャンのリズム感を養うために開発されました。ところがどんどん脳の研究が進み、その優れた効果がミュージシャンのためだけでなく脳梗塞や怪我のリハビリ、子供の脳発育バランス及び成人の脳バランスの崩れや老化予防、そして運動選手のパフォーマンスの向上においても発揮されることが次々に証明されています。今回は脳のアンチエージング、その効果について話をしましょう。

 

インタラクティブメトロノームによる脳のアンチエージング効果を示すこんな研究があります。

 

Cincinnati Children's Hospital Medical Center. Best evidence statement (BESt). The use of interactive metronome in improving attention, timing, rhythm, motor planning and sequencing. Cincinnati (OH): Cincinnati Children's Hospital Medical Center; 2012 Sep 28. 6 p. [13 references]

によると、インタラクティブメトロノームセラピーは、運動コントロール、タイミング及びリズム、眼球運動コントロール、視覚処理反応時間の向上、集中力向上などにとても良い効果がある。

そして、

Neuropsychology. 2013 Nov;27(6):666-79. doi: 10.1037/a0034117. Epub 2013 Sep 23.

Effects of interactive metronome therapy on cognitive functioning after blast-related brain injury: a randomized controlled pilot trial.

Nelson LA, Macdonald M, Stall C, Pazdan R.

では、インタラクティブメトロノームセラピーによって脳に中程度の怪我を追った兵士の認知能力(記憶や、視覚聴覚刺激に対する反応時間等)を向上させることが出来た。

という研究結果が出ています。

 

ということは、インタラクティブメトロノームセラピーによって、

1.視覚聴覚情報処理能力の向上:聴覚処理、視覚処理能力の向上によって、会話中の反応、スピーチ、プレゼンテーション、読解力などの向上が見込めます。

2.集中力の向上:集中力の持続性が向上し、仕事などの効率が向上します。

3.運動コントロールの向上:体幹バランスだけでなく体性感覚が向上し、日々の活動がより効率的になり、効果的に行動することができるだけでなく、趣味のスポーツなどのパフォーマンスの向上にもつながります。

4.タイミングリズムなどの向上:ゴルフ、サッカー、バスケット、社交ダンスなど、タイミングや体感のバランス、そして情報処理能力が向上することで上達スピードの向上が見込めます。

 

脳のアンチエージングとインタラクティブメトロノーム

インタラクティブメトロノームの基本は、メトロノーム音に合わせてスイッチを押すという実に簡単な動作です。そして脳や神経系の調整スピードのレベルに応じて、脳に聴覚及び視覚フィードバックをコンピューター画面及びヘッドホンによって送り返します。そのフィードバックによってスイッチを押す動作のタイミングやスピードを調整しなければならない神経系のトレーニングを14種類以上のパターンによって行います。

こういった動作をする間にハイスピードで脳のいたるところで情報交換がされています。耳や目や関節等から入った情報は、脳幹部を通って側頭葉、頭頂葉や後頭葉に到達します。そこから前頭葉に情報を伝達し、前頭葉から動けという伝令を出しますが、その動けの伝令は基底核や小脳という場所によってファインチューニングされます。そして運動タイミングのずれを感知した場合には、その情報が小脳や基底核そして運動脳野に戻されてタイミングの調節をします。こういったプロセスをフィードバック、フィードフォワード制御と呼び、これにはハイスピードで脳の前後、上下、左右の広い範囲でコミュニケーションが行われる必要があるのです。脳細胞は50歳をさかいに急激に衰えると言われています。それはどうしても脳の使い方に偏りが出てしまうからなのです。インタラクティブメトロノームセラピーによって、まんべんなく脳細胞を刺激し、新しいシナプスを作り出すことで若々しいバランスの取れた脳の機能を保つことができるのです。

 

脳の機能が低下しているサイン

物忘れ

名前が覚えられない

場所や名前が出てこない

道が覚えられない

集中力が続かない

たくさんのことがこなせなくなった

なんとなく頭に霧がかかってボーっとしている

よく物を落とすようになった

よくつまずく

バランスが悪くなった

等です。

 

こういったサインが出る頃にはすでに脳の機能低下が進んでいます。インタラクティブメトロノームは楽しくエクササイズをしながら脳のアンチエージングをするのに最適です。

 

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10.ブレインバランス治療とは?

 

 前回、左右の脳の働きの違いと感情表現や行動表現との関係について書きました。今回は、左右の脳の働きのバランスを整えるブレインバランス治療について説明します。実は左右脳のバランスの崩れによる精神、感情、社交性、学業、運動などへの影響は、我々機能神経科医によって、全米で何万人という小児発達障害を持つ子供たち及びその親の皆さんが救われています。我々が信じる、脳の左右の発育バランスの違いを整えるブレインバランス治療(ヘミスフェリックインテグレーションセラピーと呼んでいます。)の効果は、最新の研究や過去15年にわた臨床の記録で、科学的に証明されています。

 機能神経科とは、Sydney Crosbyなどをはじめとする有名スポーツ選手などの脳震盪などの治療で最近メディアに取り上げられ注目を浴びているDr. Ted Carrickによって創立されてカイロプラクティック神経科医という資格を持つ医師を中心とした医師のグループのことで、私を含め現在世界中で1200人ほどの認定医がいます。Dr. Ted Carrickについては、You Tubeで名前で検索するとABCニュースなどのメディアのインタビューや難治症の患者さんが治っていく治療風景などを見ることが出来ます。

 そしてこのブレインバランスセラピーの創始者はカイロプラクティック神経科医で機能神経科医であるDr. Robert Melilloといい、彼の著書”Disconnecited Kids", "Reconnected Kids"に続き、自閉症の予防について書かれた本”Autism"2013年の初めに出版され注目を浴びています。Dr. MelilloYou Tubeで名前もしくはBrain Balance Centerで検索すると、同じようにメディアのインタビューなどを見ることが出来ます。

 当医院では、カイロプラクティック神経科であり、機能神経科医であるDr.よしざわが、ヘミスフェリックインテグレーション治療を通して多くの小児の脳のバランスの崩れや発達障害の治療に成功しています。

 治療法は、脳の働きを高める矯正法、アイライトやメトロノーム音を使い、視覚及び聴覚神経経路を刺激、また三半規管を刺激して前庭核、小脳を介して大脳を刺激するなど、様々な感覚神経の刺激を使い、働きが弱い側の脳細胞を活性化し発育を促す治療です。これらのブレインバランス治療と合わせてIM(インタラクティブメトロノーム)セラピーをオフィス内のコンピュータープログラムを使って行ったり、栄養剤や食事法の処方などを合わせることでさらに効果的に脳のバランスを整え発育を促します。

 

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