米国機能神経科医(Functional Neurologist)とは?

 

  • 米国発の機能神経学とは?
  • どのような症状の人が機能神経科医によりその症状を改善できるのですか?
  • 神経学的検査方法とは?
  • 米国ではどんな資格を持っている医師が機能神経科医として治療ができるのですか?
  • 機能神経科医とはどのような治療をするのですか?
  • 治療は痛みを伴うものですか?
  • どのぐらい治療に期間がかかるのでしょうか?
  • Hemisphericity=左右の脳の偏りとは?
  • 子供の発達障害は改善できますか?
  • 改善可能なその他の症状は?

 

米国発の機能神経学とは?
機能神経学とは、投薬や手術を行わない、その効果が科学的に証明されている米国発の自然療法です。脳や神経系の働きを修復し、様々な症状を改善します。

 

米国では機能神経科医によりどのような症状の人がその症状を改善できるのですか?
めまい、立ちくらみ、しびれ、パーキンソン、ジストニア等の運動障害疾患、ADHD、自閉症、アスペルガー、チック、ティレッツなどの子供の発達障害疾患、脳梗塞や脳震盪後の治療、頭痛、顔面神経痛、その他の痛み、中枢神経、自律神経、あるいは末梢神経の乱れによる症状の治療が出来ます。その他、運動選手のパフォーマンスの向上、バランス機能、運動調整、視覚調整機能、および目や身体のアライメントの治療、および怪我の後のリハビリテーションも行います。さらに、坐骨神経痛、テニス肘、耳鳴り、ふるえ等の症状にも効果的です。

 

神経学的検査方法とは?
機能神経科医は様々な検査方法を用い脳や神経系および内臓諸器官の機能が弱っている部分を確認し、施術を通してその変化を絶えず確認していきます。神経学検査のひとつに目の見えていない盲点の大きさを調べるものがあります。Blind-spot mappingといい、通常の視力検査ではわからない、それぞれの目の盲点の大きさを比べることによって、脳の左右のバランスの違いがわかります。
脳が身体の痛みにどのように関わっているかをご存知でしょうか。通常我々は、脳は身体のメカニズムをコントロールしているメインサーキットとしか考えていません。しかし本当は、脳は身体の各部分からの感覚のメッセージを受け取り、それを身体が最善の状態で働くようにメッセージを送り返し、絶えず微調整をしています。そのため、脳の各部位、特に左右の脳のバランスは健康で身体が最適な状態で働くためにとても重要なのです。

神経のシステムは何万もの相互関係からなっており、とても複雑でダイナミックなものです。機能神経科医は身体の働きのもととなる様々な神経通路を検査し、脳や神経の中で働きがうまくいっていない部分を探し出し、そのシステムの中で最善の変化を作り出すための施術をします。それにより、個々の患者さんがそれぞれ違った施術を受けることになります。広範囲にわたる検査から始まって、身体の状態を診断し、施術を施し、また可能な限り自分でできるエクササイズを教えることにより、健康なライフスタイルへと導いていきます。

 

米国ではどんな資格を持っている医師が機能神経科医として治療が出来るのですか?
機能神経科医として認定されるためには、ドクターオブカイロプラクティックなどの免許を取得後、3年間のプログラムを終了した上で、アメリカ政府に認められた国家試験に合格しカイロプラクティック神経科医としてのディプローマを取得しなければなりません。加えてその後に細分化されたスペシャリストとしてのトレーニングを受けて新たに試験に合格することで機能神経科スペシャリストとしての認定を受けることもできます。細分化されたスペシャリストの例は、小児神経発達障害スペシャリスト、前庭機能スペシャリスト、外傷性脳損傷スペシャリスト等です。だからこそ機能神経科医は脳や神経の解剖、生理学、身体の機能に関しての豊富な知識を備え、今まで治療が不可能だった症状に対しても治療を行うことが出来るのです。

 

米国の機能神経科医はどのような治療をするのですか?
機能神経科医は基本的に一般の神経科医と同様の診察をします。しかし、機能神経科医の治療は一切薬や手術を用いません。

治療方法は身体の様々な受容体(センサー)を物理的な刺激、たとえば手足の関節や背骨への矯正、皮膚や筋肉の反射点への圧迫、筋肉のストレッチ、目のエクササイズ、Eye ライト、内耳への温熱および冷却セラピー、音セラピー、インタラクティブメトロノームセラピー、酸素セラピー、コンピューターを使った脳のトレーニング、三半規管エクササイズ、バランスエクササイズなどを使い、働きが低下している神経系や脳に刺激を与えたり、もしくは失われてしまった機能を関連部位の働きを向上させて症状の緩和および機能の向上を促します。薬を使わないので副作用の心配もなく、安全に治療が受けられます。

さらに、これらの身体に優しい治療の補助として、多くの機能神経科は栄養食事療法、そしてハーブ、その他各種の栄養剤を用いることも多く、それによってさらに効果的に治療を進めていきます。

 

治療は痛みを伴うのでしょうか?
治療は通常患者さんの症状に応じて、ドクターの手によって行われます。よって、治療はやさしく、痛みは伴いません。

 

治療にはどのぐらいの期間がかかるのでしょうか?
症状や、その症状を我慢していた期間の長さにもよります。一週間で完全に治ってしまう人もいれば、変化が出るのに時間がかかる人もいます。まずは治療を始めてから6週間が治療による変化を見極める目安になっています。ほとんどの場合は6週間ほどで何らかの変化が出ますが、6週間経っても変化がみられない場合などは、さらに詳しい検査をし、その結果に基づき治療法の再検討を行い、あらためて治療方針を患者さんの意見を聞きながら設定していきます。

 

Hemisphericity=左右の脳の偏りとは?
Hemisphericity(ヘミスフェリシティー)とは、左右の脳の働きの機能的なバランスの崩れをいいます。左右の脳は絶えずコミュニケーションをとっている関係から、このヘミスフェリシティーによって様々な現象が起こります。それらは、高血圧であったり、耳鳴りであったり、複視(物が二つに見える)であったり、また身体の左右の筋肉の柔軟性の偏りや、左右の関節の角度差を起こすことから捻挫や腱鞘炎になりやすくなったり、心拍数や拍動のリズムの変化、無呼吸症、うつやパニック障害などをはじめ、その他にもここで紹介しきれないほど様々の症状の原因になることがあります。特にADHDや自閉症、アスペルガーなどの子供の発達障害ととても深い関連があることがわかっています。このように片側の脳の機能が低下してしまうヘミスフェリシティーは、様々な症状を持った患者さんを治療する上でとても大切な部分です。以上の理由から、Dr. 吉沢はまずはこのヘミスフェリシティーの有無を検査し、治療することから始めます。

 

子供の発達障害の治療はできますか?
私、吉澤はFellow of International Board of Functional Neurology in Childhood Neurodevelopmental Disordersという米国の小児神経発達障害疾患の専門認定を持っています。われわれ有資格者のグループで全米では何万人というADHD、アスペルガー、自閉症、チック、ティレッツ等の発達障害の子供たちを、ヘミスフェリシティーモデルを使い最も効果的に治療することに成功しています。

 

改善可能なその他の症状は?
私、吉澤は機能神経学のほかにも、スポーツ障害、アプライドキネシオロジーにも精通しています。腰痛などの身体の痛み、顎関節症、虫歯以外の歯痛、顔面神経痛、うつ、パニック障害、ホルモンバランス、更年期障害、消化不良、便秘、腸の炎症、生理痛、スポーツによる怪我そして運動パフォーマンスの向上など、何でもご相談ください。